大室 桃生さんの個展:伊勢丹

2013.02.24 Sunday
      
      大室 桃生さんから個展のご案内状が届きました!


           
            画面いっぱいに広がる色彩!


今年の厳しい冬の寒さを吹き飛ばしてくれそうな、大室さんの明るい色調の作品。
春が待ち遠しくなるような、そんな楽しい気持ちになりますね♪

ようやく草木が芽を吹き始める頃になり、我が家の花壇にも 前に住んでいた方が
植えてくれたであろうチューリップ達が ひょっこり頭をあらわしました。
(しかも去年と違う場所から!)
今年はどんな花色で咲く姿をみせてくれるのか!? とても楽しみです。


大室さんは、展覧会 初日の 27日(水)は来場予定だそうです、
ご都合が会いましたら、来場日に足を運んで ぜひご本人とお話してみてください。


大室 桃生『 春いろのガラス 』展
伊勢丹新宿本店
東京都 新宿区 新宿 3-14-1 伊勢丹新宿本店 5階 ベルエクラン
2013年 2月27日(水)〜 3月5日(火)10:00 〜 20:00
大代表:03-3352-1111


山口 美登利さん(折形デザイン研究所)展示会

2013.02.20 Wednesday

 山口 美登利さんが所属している「 折形デザイン研究所 」の展覧会がはじまりました。


  


その昔、10年くらい前でしょうか!?
銀座のお蕎麦屋さんで開催していた「 折形とお蕎麦の会 」に何度か参加しておりました。
室町時代より武家礼法として確率されていた “ 折形 ” を、現代の生活の中で取り込む方法
として、季節ごとにテーマをもったワークショップ形式で教えて頂きました。
ピリリとした心地よい緊張感。その後いただく 自家製粉・石臼挽きの手打ち蕎麦、日本酒
を、参加した皆さんとおしゃべりしながら 和やかに、美味しくいただきました。

グラフィックデザイナーとして活躍する 山口 美登利さんやスタッフの方々は、伝統的な折
形を研究すると共に、今に活かせるモダンデザインとして、様々な商品を開発しています。
今回の展覧会では展示がメインですが、ワークショップやトークショウも開催するそうです。
ご都合が合いましたら、是非ご参加ください!


つつみのことわり
- 伊勢貞丈「包之記」の研究 - ・山口信博+折形デザイン研究所
会場 / クリエイションギャラリー G8
東京都 中央区 銀座 8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
2013年2月19日(火)〜 2013年3月21日(木)
11:00 〜 19:00 日曜・祝日休館 入場無料


水耕栽培にて。

2013.02.14 Thursday

近頃、ヒヤシンスの水耕栽培 を始めた矢先に、とある展示会で出会いました!
                ↓

           ずらり “ 水耕栽培のサボテン ” さんたち

え!? さ、サボテンって、お水が苦手な植物ではなかったのでしょうか!?
こちらを主宰している “ 10¹² TERRA ” の 妻沼 大輔 さんにお伺いした所、


       「 実はお水、大好きなんですよ〜 」と。。



    外れるのでお手入れも楽々↑        こちらは育てはじめて2ヶ月ほどだそうです


「 し、しかもこれ “ たまねぎ ” ではないですか!!」

「 冷蔵庫でコレだとちょっとヘコみますけど、、こうして育てる事も出来るんですょ。」


こちらの作品は ステンドグラスの技法を用いて、ひとつひとつ手づくりされています。
“ 標本 ” みたいに 観察しながら育ててほしい という、元 某ゲーム会社で ゲームを制作
していた妻沼さん。昨年秋より仕事をこちらにするべく 思い切って独立をされたのです。

水耕栽培に適したサボテンからは、水耕用の白くキレイな根っこが生えてくるそうです。
通常は土の中に埋もれている “ 根っこ ” をこうして見るのはちょっと新鮮ですよね!
後ろに展示してある壁掛け作品の中では、メダカちゃん達も元気に泳いでおりました。

一年中 季節を問わずに楽しめる新しいカタチは、お部屋での水耕栽培がより身近に感じ
る事が出来そうですね。



福留千夏さんの “ 美味しそうな〇〇 ”

2013.02.12 Tuesday
            
           突然ですが、これ何だと思いますか!?

   
                            
                   ↓
                   ↓

              実は “ 待ち針 ” なのです!

   
          川北さんの“ 雪うさぎ ” の帯留と親子(!?)のようですね〜


小豆の粒ほどの大きさの和菓子が散りばめられた可愛らしいこの作品、樹脂粘土で出来てます。
アーティストの 福留千夏さん が、和裁を始めたばかりの頃にプレゼントしてくださいました。
本物そっくりですよね! それもそのはず、ご本人は 製菓学校を卒業しているお菓子の職人さん
でもあります。(しかしこちらの待ち針、何だかもったいなくて使えておりません。。)
福留さんの手より生み出される作品は、本格的な遊び心溢れる 極小アートなのです!



針供養

2013.02.08 Friday
2月8日は針供養の日です。

ここ数年、忙しさにかまけて針を納めそびれておりました、、
今年こそは!と思い、朝から出かけました。

       

場所は新宿の『正受院』
こちらの針供養、昭和32年に “ 東京和服裁縫協同組合 ” が境内に針塚を作ったのが
始まりとされています。
裁縫でも 唯一 “人間国宝 ” であった 小見外次郎さんの胸像と針塚があるこのお寺。
「奪衣婆像」という、綿をかぶった別名 “ 綿のおばば ” も安置されている場所です。

この “ 奪衣婆 ” さん、江戸時代に咳止めや子供の虫封じに霊験があるとされ とても
流行ったそうです。お参りをする時期は年に2回と決められていたほどの人気ぶり。
また お礼参りには “ 綿 ” を奉納する習慣があったことで、綿をかぶっているのです。
(*下の写真、 立て膝ついて座っている “ 綿 ” を被ったお方です、ちょっと怖いですよねーー。。)


       
        ↑ こちらは “ 散華 ” 蓮の花びらの形をした色紙が撒かれます

“ 御練り行列 ” では、古式ゆかしい華やかな衣装をまとった8名ほどの娘さんと、
覆子(=古式のマスク)姿の男性。小さな奪衣婆を安置したお厨子を担いで、お寺を
ひと周りした後、百味香を供えて針塚の前で “ 針供養大法要 ” となります。

旧暦の2月8日を「事始め」12月8日を「事納め」と言い、この二つを称して「事八日」
と呼びます。この両日は つつしみをもって過ごす日とされ、2月8日は針仕事を休むべき
と考えられ、針塚の前にお供えしたお豆腐に折れ針や古針を納め、労をねぎらいながら、
裁縫の上達を祈ったそうです。
わたくしも「ありがとうございます!」と感謝の気持ちとともに、プスっとやわらかい
お豆腐に針をさしてまいりました。(+たくさんの針はその横のバケツに。。)

境内では、和裁関係の方々が甘酒をふるまい、少しお買い得な和裁用具の販売やお守り札
などの模擬店も出て、とても賑やかな雰囲気です。
訓練校時代に大変お世話になった先生方にも久しぶりで ご挨拶をする事ができました!
着物姿の女性や、和裁や縫い物を仕事にしている方々を中心に、また数日後に控えた和裁
の国家検定検定にむけてお参りする人々で賑わっておりました。


  
  
  ☆ すぐ近くの 太宗寺には、もう一人の奪衣婆と閻魔さまがいらっしゃります。← おススメです!



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